

ちいさな具足
こんにちは。
ソメイヨシノはもう散ってしまいましたが、
牡丹桜が満開の季節ですね。
家の庭にも牡丹桜がたくさん咲いていたので
吹きガラスの具足3点セット「小さな具足」
に飾ってみました。
牡丹桜はふっくらと大きく咲きながらも
上品な色合いで奥ゆかしいイメージが演出できます。
宙吹きのガラス職人・加倉井 秀昭(かくらい ひであき)氏によって
一点づつ手作りされた小さなガラスの具足。
ガラスの外側はサンドブラスト加工を施し、落ち着いた表情に。
小口の磨きとのコントラストが控えめながら上品な印象をあたえます。
故人の好きな飲み物、ご飯やお菓子、旬の物をお供えし、
一輪挿しには季節のお花や植物をそえてください。
つるっとしたガラス素材ではなく、フロスト加工をしているので
よりナチュラルなお部屋の雰囲気に合いやすい仏具です。
吹きガラスには宙吹きと型吹きの2種類の技法があり、
皆さんが「吹きガラス」と聞いて想像するような、
空中で竿に息を吹き込みながら成型する方法でこちらは作られています。
主に、やわらかいガラス自身の重さに働く重力と、
それが垂れないように竿を回すわずかな遠心力だけで形を整えます。
型にははめず自然の力を使うので、それぞれ微妙に形が違います。
同じ商品でも、わずかに形が違ってくる「手作り感」が出るのが魅力ですね。
牡丹桜の花言葉は「おしとやか」
サンドブラスト加工された柔らかな印象の仏具とぴったりですね。
そっと日常に溶け込み、小さな癒しの空間を作り出します。